サラリーマン投資家の2022年2月の投資実績を公開します。
先月から引き続き米国市場はボラティリティの高い1ヶ月でした。なかでも、ウクライナ情勢と利上げに関するニュースで相場は動き、特にリスクの高いグロース株や仮想通貨が大きく下落する場面が複数回ありました。
NasdaqだけでなくS&P500も最高値より10%下落する調整局面入りしたタイミングもありました。グロース株中心の私のポートフォリオは案の定現在ぼこぼこにやれております😇。
月の報告には週報に記載していない保有している個別銘柄の成績を公開しているのでぜひみてみてくださいね(血祭り状態)!
【投資実績】
- 投資資産額(先月からの増減):10,174,776(+599,491)円
- 損益額(先月からの増減):-1,148,920(+379,182)円
- 損益率(先月からの増減):-11%(+4%)
【売買銘柄と資産運用への入出金】
- 購入:$VOO(積立NISA分)、Tesla ($TSLA)、Datadog ($DDOG)、Airbnb ($ABNB)
- 売却:DigitalOcean ($DOCN)、Affirm ($AFRM)、Nano Dimension ($NNDM)
- 今月の損益確定額:-522,886円
- 今月の入金額(新たに投資に回したお金):20万円
- 投資に回せるキャッシュ:40万円
各週の投資実績の詳細はこちらをご確認ください。
今月あった決算発表のうち、まとめたものは以下になります。
2021年12月の投資実績
資産の推移(2020年10月〜2022年2月)

先月よりかは若干回復していますが、まだまだ損益率はマイナスになります。個別株、しかもグロース株中心のポートフォリオであることから、リスクオフ相場では厳しい局面を迎えるのは仕方ないですね。
金融緩和が終了するタイミング、逆に金融引締が行われるタイミングではリスクオフ相場になることを身をもって経験できたと前向きに捉えようと思います😭

今月はS&P500インデックス積立投資の利益率を大きく下回りました。やはり、安定的に資産を増やしたい人、投資に時間を割きたくない人は、『米国株or全世界の指数を愚直に積立投資することが最適解』だと思っています(青点線)。インデックス投資に興味がある方はこちらの記事をご参考ください。
先月比
先月から比べると若干回復していますが、微々たるものです。まだまだ含み損です😭。
安くなっているタイミングはチャンスではあるので、なんとか現金を作りつつ有望な銘柄に投資をしていきます。2月末のタイミングで短期投資に少額お金を回し、久しぶりに売買行っています。
今月 | 先月 | 前月比 | |
評価額[円] | 10,174,776 | 9,575,285 | +599,491 |
損益額[円] | -1,148,920 | -1,528,101 | +379,182 |
損益率 | -11% | -15% | +3% |
元本[円] | 10,167,674 | 10,488,291 | -320,617 |
- 投資口座への今月の入金額(給与口座等からの追加額):20万円
- 投資に回せるキャッシュ:40万円
- 損益額定額:-50万円(爆損銘柄の損切り)
先月の投資実績はこちらになります。
今月のイベント
2月のイベントで株式市場にインパクトを与えたのはウクライナ情勢と3月の今後実施される利上げの幅、量的引き締めだと思います。
2月初めからウクライナ情勢は警戒感ありましたが、2月の最終週に、ロシアがウクライナに侵攻しました。そあれを受け株式市場は大きく下落しましたが、この状況下でFRBは急速な利上げが実施されないのではないかという思惑が市場に織り込みし始めたのか反発しました。ただ、こればかりは3月のFOMCまでわからないです。もしFRBが以前の想定通り利上げ幅大きくするのであれば、また株式市場は下落するでしょう😖。
- Google決算発表:決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️)👉市場反応◎
- Meta(旧Facebook)決算発表:決算内容❌(売上⭕️、EPS❌、ガイダン❌)👉市場反応✖️
- Amazon決算発表:決算内容⭕️(売上❌、EPS💮、ガイダン❌)👉市場反応◎
- Unity決算発表(保有株):決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️、ガイダン⭕️)👉市場反応◎
- 米雇用統計(1月):雇用者数、時給が市場予想を上回る 👉長期金利上昇だが、株式市場への影響が限定的
- コア6.0%とともに予想を上回る 👉急速な利上げ警戒
- Datadog決算発表(保有株):決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️、ガイダン⭕️)👉市場反応◎
- Aiffirm決算発表(保有株):決算内容❌(売上⭕️、EPS❌、ガイダン❌)👉市場反応✖️
- FOMC議事録公表:サプライズなし、金利の引上げ幅、量的引き締め(QT)には確定的な発言の記録なし
- ウクライナ情勢:プーチンよりロシア軍の撤退の発言があったものの、バイデンが「プーチンが侵攻決断したと確信」との発言により再び赤信号 👉市場反応✖️
- Nvidia決算発表(保有株):決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️、ガイダン⭕️)👉市場反応✖️
- Airbnb決算発表(保有株):決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️、ガイダン⭕️)👉市場反応◎
- Zoominfo決算発表(保有株):決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️、ガイダン△)👉市場反応✖️
- ウクライナ情勢:ロシアがウクライナ侵攻 👉市場反応✖️→⭕️(今の現状でFRBが急速な利上げを行えないと予測され、株式市場にはプラス材料)
- Block決算発表(保有株):決算内容⭕️(売上⭕️、EPS⭕️、ガイダン⭕️)👉市場反応⭕️
今月の私の保有銘柄のうち決算の内容をまとめたものは以下になります。

市場全体の大きな流れもありましたが、その中で良決算を出せた銘柄はやや上がり、出せなかった銘柄は大暴落するというスリリングな状況ですね。保有銘柄の多くは決算を無事通過したものが多かったので一安心です。まだ残っている銘柄(Sea、Nio、CrowdStrike)がやや不安なのですが。
現在のポートフォリオの構成とパフォーマンス
ポートフォリオの構成


ほぼ狙い通りの割合です。今期の決算発表が終わったタイミングで一度、枠の入れ替えを実施しようと思っています。
長期・グロース株、短期・トレンド枠などの各枠の狙いや役割については下の記事にまとめています。
各分類のパフォーマンス


メインのグロース株が利益を出せていない状況というのが厳しいですね。ドリーム枠はもう塩漬け枠と言ってもいいかもしれません😭。損益確定額がついに-100万円となってしまいました。

- 長期・バリュー枠:積立NISA分購入分くらいでほぼ変わらず➡️
- 長期・グロース枠:ボラティリティは大きかったが月比較では小さい上昇⤴️
- 仮想通貨:ボラティリティは大きかったが月比較では小さい上昇⤴️
- ドリーム枠:調整局面はリスクの大きい銘柄から撤退する傾向があるため大きく下落⤵️⤵️
- 短期・トレンド枠:損切りしたが資金投入し上昇⤴️
- 損益確定:短期・トレンド枠の損切りにつき損失増加⤵️⤵️⤵️
保有銘柄と個別成績
現在の保有銘柄とその成績になります。
先月から若干回復しているものの、通算損益率でプラスの銘柄が半分という状況。しかも損を出している銘柄は50%近くマイナスのものが多く厳しい状況です。
今期の決算が終了した段階で区分入れ替えをする際に、Sea、Unityあたりはドリーム枠行きで、Datadog、Airbnbあたりを長期・グロース枠に移行しようかと思っています。


この調整局面の中どこに追加投資するか非常に悩ましいところです。慎重に投資先を見極めていきます!
今月の売買銘柄
今月の売買銘柄です。今月末に少額で短期・トレンド枠にお金を移し投資を開始しました。短期トレードは苦手ですが、このボラティリティの高い状況は練習するチャンスだと思うので、少額でチャレンジしてみます!
保有銘柄(2022年1月)16銘柄 | 保有銘柄(2022年1月)15銘柄 | |
長期・バリュー枠 | S&P500、AAPL | S&P500、AAPL |
長期・グロース枠 | NVDA, TSLA, CRWD, U, SQ, SE | NVDA, TSLA, CRWD, U, SQ, SE |
仮想通貨 | BTC, BCH | BTC, BCH |
ドリーム枠 | NIO, ASTR | NIO, ASTR |
短期・トレンド枠 | DDOG, ZI, AFRM, ABNB, DOCN | DDOG, ZI, ABNB, TSLA |
【購入】
- VOO:積立NISA定期購入分(33,333円)
- Tesla(TSLA):短期・トレンド枠として購入(マネックス証券)
- Datadog (DDOG):短期・トレンド枠として購入(マネックス証券)
- Airbnb(ABNB):長期・グロース株を見据えて購入(SBI証券)
【売却】
- DigitalOcean(DOCN):全売却 損益額 -18万円
- Nano Dimension(NNDM):全売却 損益額 -11万円
- Affirm(AFRM):全売却 損益額 -25万円

私は長期と短期の講座を分けて投資をおこなっています。絶対その方が良いと思うので、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
まとめ
サラリーマン投資家の2022年2月の投資実績を公開しました。
先月から引き続き米国市場はボラティリティの高い1ヶ月でした。なかでも、ウクライナ情勢と利上げに関するニュースで相場は動き、特にリスクの高いグロース株や仮想通貨が大きく下落する場面が複数回ありました。
【投資実績】
- 投資資産額(先月からの増減):10,174,776(+599,491)円
- 損益額(先月からの増減):-1,148,920(+379,182)円
- 損益率(先月からの増減):-11%(+4%)
【売買銘柄と資産運用への入出金】
- 購入:$VOO(積立NISA分)、Tesla ($TSLA)、Datadog ($DDOG)、Airbnb ($ABNB)
- 売却:DigitalOcean ($DOCN)、Affirm ($AFRM)、Nano Dimension ($NNDM)
- 今月の損益確定額:-522,886円
- 今月の入金額(新たに投資に回したお金):20万円
- 投資に回せるキャッシュ:40万円

私は妻が専業主婦になっても余裕をもって暮らしていけるよう資産形成をしています。専業主婦になるための条件が気になる方は以下の記事も読んでみてください。
コメント