スポンサーリンク

クラウドストライク($CRWD)2022年第3四半期の決算速報【良決算】

スポンサーリンク
個別銘柄情報
スポンサーリンク

2025年を制覇する破壊的企業でも取り上げられる日本でも人気のグロース株『CrowdStrike($CRWD)』の2022年第3四半期の決算速報になります。決算情報と合わせてにCrowdStrikeの企業概要もまとめていますので、CrowdStrikeがどんな会社か知りたいという方にも参考になると思います(少しおふざけあり)。

私自身CrowdStrikeはちょうど1年前くらいから保有しており、現在ポートフォリオ全体の9%を占め、損益率+27%です(直近の下げ+買い増しでかなり下がりました)。

たごさくP
たごさくP

私は現在、投資歴2年目で約870万円を運用しています。運用益は300万円ほどです(投資実績はこちらから)。

みなさんいつもありがとうございます!下記をクリックして応援してくれると嬉しいです!

にほんブログ村 株ブログへ

今期の決算については、以下の企業をまとめています。興味がある企業はチェックしてみてください。

スポンサーリンク

CrowdStrikeってどんな会社?

CrowdStrikeを知る上で必要な知識も噛み砕きながら説明していきます。

CrowdStrike
  • CEO:George Kurtz(2011年〜) ※McAfeeの元CTO(最高技術責任者)
  • 設立:2011年
  • 本社所在地:アメリカ カルフォルニア
  • 業種:サイバーセキュリティテクノロジー企業
  • 時価総額:$XXXB(21/12/1時点)

CrowdStrikeは一言で言うと、クラウドから各デバイスが安全かどうかをチェックしてくれるサブスク型のセキュリティを提供する会社です。

まだ何を言っているかわからない人も当然です(そもそも一言にしては長いし)。順を追って説明していきます。

従来のセキュリティ

皆さんのPCやスマホは何かしらのセキュリティソフトによってウィルスから守られていることはご存知かと思います。従来のセキュリティ方法はファイヤーウォール(防火壁)といって、外部のネットワークからの攻撃や不正アクセスを防いでくれる境界型のセキュリティです。要は巨人の侵入を阻むウォールマリアです(進撃の巨人知らなかったらごめんなさい)。

©2009 諫山創/講談社

守れているならいいじゃないと思いますが、この境界型セキュリティには欠点があります。

  • わかっている攻撃でないと防げない(通常の大きさの巨人しか侵入を阻めません)
  • そのためには常に最新版でないといけない(ハッカーも常に進化)

このインターネット時代、ハッカーもウィルスも成長しますのでいくら今まで安全だったからと言って破られないとは限りません。化けの皮を被ったウィルスが侵入し、数日潜伏しながら突如として全データを暗号化させてしまったりします(まさしく戦士として壁内に入り込み、壁をぶち破ったライナーさん)。

©2009 諫山創/講談社
たごさくP
たごさくP

では、CrowdStrikeは何が違うのでしょうか?

次世代のセキュリティEDR

CROWDSTRIKEは次世代セキュリティと言われるEDRセキュリティです。そして、セキュリティをクラウドで行っており、これは最近のトレンドでそのリーディングカンパニーがCrowdStikeなのです。

EDRとは、Endpoint Detection and Responseの略で、エンドポイントのデバイス(PCやスマホなどなど)にて検知と対応。

要はウィルスが侵入した後にやっつけることになります。近年は破られる前提で対応しないと、最新のウィルスの攻撃には耐えられないのです。一度侵入すると危ないのではと思うかもしれませんが、CrowdStikeのウィルス対策のスピードも十分であり、「1−10−60ルール」として、1分で検知、10分で調査、60分で封じ込めます。

それを可能にしているのは、CrowdStrikeが顧客のあらゆるデバイス(エンドポイント)のデータをクラウドに集約しAIで解析しているからです。不審な動きをしたウィルスをすぐに見つけ出せます。侵入する時は良い顔をして平然と入ってきたとしても、優秀な人材(アルミン)がいれば、中で不審な行動した人物(アニ)はバレて捕まるわけです。

©2009 諫山創/講談社

しかもサブスクリプション型なのでどんな企業でも初期投資小さく導入できるため、ユーザーが増えやすいです。ユーザーが増えれば増えるほど、タイムリーな情報が蓄積していくので最新型の強固なセキュリティを構築することができます。

ポイントをまとめます。

  • エンドポイントであるデバイスに対するセキュリティ
  • 「1−10−60」という迅速な対応
  • サブスクリプション型なのでユーザーを増やしやすい
  • クラウド型なので、ユーザーが増えれば増えるほど強力なセキュリティになる
  • クラウド型&サブスクリプション型なので、常に最新のセキュリティ体制

将来性

https://ir.crowdstrike.com/static-files/547e5c92-3594-4eef-9dfc-9eca37b635f4

CrowdStrikeの決算発表資料にTAM(Total Addressable Market)、すなわち市場の中で獲得できる可能性のある最大市場規模に関する内容がありました。

現時点で$36.5 BとCrowdStrikeの売上から比べると相当大きな市場規模ですね。成長がますます期待されます。しかしながら、気をつけなければならないのが競合他社の存在です(この分野は競合が多いのです)。

決算内容

今回の決算と合わせて、これまでの決算内容もみてみましょう。

売上高

結果:$380M(前年同期比+64%) アナリスト予想:$365M CLEAR!

見事に予想を上まりました。成長がやや鈍化していますが、それでも前年同期比+64%と大きく成長していることがわかります。

CEOのジョージ・カーツも「当社の最先端技術、比類のないプラットフォーム、そして侵害を阻止するためのアプローチにより、当社は競合他社を凌駕し、リーダーとしての地位を拡大し続けている」と自信を見せていますね。

EPS

結果:0.17$(前年同期比+113%) アナリスト予想:0.11$ CLEAR!

EPSもアナリスト予想を上回りました。しっかりと利益を生み出せていますね。サブスクリプション型の強みだと思います。

大企業から中小企業まで市場全体でリーダーシップを拡大しながら、非常に高いユニットエコノミクスを維持し、レバレッジを効かせ、強力な営業およびフリーキャッシュフローを生み出し、再び優れた業績を達成しました。

サブスクリプションの年間経常収支(ARR)

CrowdStrikeのARRを見てみましょう。成長率がやや鈍化していることが気になりますが、新規顧客をしっかりと増やしていますね。1.5億$のマイルストーンを突破したとのことです。

ARR(Annual Recurring Revenue)とは、年間経常収支のことで、毎年決まって得られる1年間分の収益を指します。ARRはサブスクリプション型ビジネスモデルにおいては、サービスの成長を測る指標として重要視されています。

ガイダンス

2022年 Q4売上 発表内容:$406~412M アナリスト予想:$400M CLEAR!

2022年 通期 発表内容:$1.42~1.43B アナリスト予想:$1.41B CLEAR!

ガイダンスは2022年 Q4、2022年通期ともに市場予想を上回るものでした。2022年通期のガイダンスは引き上げになります。これは株価の上昇が期待できます。

ハイライトとカンファレスコールの内容は下記になります。

  • 1,607社の新規顧客を獲得し、合計14,687社となり、前年同期比で75%の成長
  • 競合他社からの置き換えに成功している(Sentinelone, Microsft, Symantec)
  • 4つ以上のモジュールを採用している顧客は68%、5つ以上のモジュールを採用している顧客は55%、6つ以上のモジュールを採用している顧客は32%に増加していることから、信頼できるプラットフォームであることを証明している
  • 第5回Fal.Conサイバーセキュリティ・カンファレンスにおいて、一連の新製品とパートナーシップを発表(Humio Community, Google, UIPath)
  • エンドポイント上のデータにZero Trustセキュリティを拡張するSaaSベースのサイバーセキュリティサービスであるSecureCircleを買収。CrowdStrikeは、SecureCircleの革新的な技術とチームを活用して、業界をリードするZero Trustエンドポイントセキュリティデバイスとアイデンティティ機能をデータにまで拡張する予定
  • Worldwide Modern Endpoint Security for Enterprise 2021でリーダーに選出
  • SE Labs社の「2021 Annual Report」において、2年連続で「Best Endpoint Detection and Response Product」を受賞
  • Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)が複数の連邦政府機関と協力し、CrowdStrikeを大統領令のエンドポイント検知・対応イニシアチブをサポートする主要プラットフォームの1つとして選定したことを発表
  • CrowdStrikeとAWSの技術統合を強化し、共同の顧客がランサムウェア攻撃やIDベースの脅威から保護するための追加機能を提供
  • CrowdStrikeのクラウドセキュリティポスチャー管理ソリューションを拡張し、3大クラウドプロバイダーを保護するために、Google Cloud環境に対するFalcon Horizonのサポートを発表
  • CrowdStrike Falcon ForensicsのFedRAMP認証を取得。Falcon ForensicsはGovCloud内にホストされ、可視性の向上と自動分析を提供することで、政府機関の重要なセキュリティインシデントへの対応と修復を迅速化
  • Humio社は、Enterprise Management Associates社のEnterprise Decision Guide 2021レポートのLog Management and ObservabilityカテゴリーでTop 3 Awardを受賞
たごさくP
たごさくP

CrwodStrikeの優秀さを目の当たりにした気がします。優良銘柄であり、セキュリティ業界を再構築してくれる革新的な企業だと信じています。

まとめ

2025年を制覇する破壊的企業でも取り上げられる日本でも人気のグロース株『CrowdStrike($CRWD)』の2022年第3四半期の決算速報でした。地合が悪い中、失敗したらやばいなと不安でしたが、良決算でしたね!株価上昇を期待して買い増ししようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました