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クラウドストライク($CRWD)2023年第2四半期の決算速報

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個別銘柄情報
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良決算を出し続け、日本でも人気が高いグロース株『クラウンドストライク CrowdStrike(CRWD)』の2023年第2四半期の決算速報になります。サイバー攻撃の増加する昨今、セキュリティ銘柄の株価は最近強いです。果たして、良決算を出し続けるクラウドストライクの決算はどのような結果になったのでしょうか!?そして決算内容に対する市場の反応はいかに!?

私自身クラウドストライクは私のポートフォリオでの保有割合も高く、現在ポートフォリオ全体の14%を占めます。クラウドストライクの企業概要はこちらの記事にまとめていますので、どんな企業か知りたい方はご確認ください。

たごさくP
たごさくP

現在、投資歴3年目で約1,100万円を運用しています。15年で1億円を目指しています。

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今期の決算については、他に以下の企業をまとめています。興味がある企業はチェックしてみてくださいね!

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企業の基本情報

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

2023年第1四半期 クラウドストライク 決算内容

2023 2Q 売上高

結果:$535.15M(前年同期比+59%) アナリスト予想:$515.42M CLEAR!

当たり前のように市場予想を上まりました。さすが決算発表優等生ですね。成長率も高い水準で継続しています。下に載せていますが、新規ARRもしっかりと増えていましたからね。素晴らしいと思います!

2023 2Q EPS

結果:0.36$(前年同期比+227%) アナリスト予想:0.27$ CLEAR!

EPSもアナリスト予想を上回りました。サブスクリプションがメインの企業は顧客が増えるほど利益も増大していくので、しっかりと顧客を増やせてるクラウドストライクは強いですね。

サブスクリプションの年間経常収支(ARR)

CrowdStrikeのARRを見てみましょう。新規の純ARRは$2.14B万となり、前年同期比で+59%と大きく増加し、過去最高を達成しております。新規の顧客数も1,741件と過去最高となりました。新規顧客を毎期しっかりと増やしていることにより、今期においても新規ARRが伸びています。

ARR(Annual Recurring Revenue)とは、年間経常収支のことで、毎年決まって得られる1年間分の収益を指します。ARRはサブスクリプション型ビジネスモデルにおいては、サービスの成長を測る指標として重要視されています。

ガイダンス

評価結果予想前期発表時
FY23 3Q 売上⭕️569.1~575.9M569M
FY23通年 売上⭕️2.223~2.232B2.2B2.191~2.206B
FY23 3Q EPS⭕️0.32~0.300.28
FY23通年 EPS⭕️1.31~1.331.21.18~1.22

ガイダンスは2023 3Qの売上、EPSともに市場予想を上回りました。加えて、前期に発表した通年のガイダンスを上方修正しております。クラウドストライクの技術の優位性と業界の強い追い風を反映したとコメントがありました。

たごさくP
たごさくP

CrwodStrikeの優秀さを目の当たりにした気がします。将来性のある優良銘柄であり、セキュリティ業界を再構築してくれる革新的な企業だと信じています。

ハイライト

  • 期末ARRは前年同期比+59%の$2.14B
  • 新規の純ARRは$218Mとなり、前年同期比で加速度的に増加し過去最高を達成
  • 当四半期に1,741件の新規サブスクリプション顧客を純増し、2022年7月31日現在のサブスクリプション顧客数は合計19,686件
  • 5つ以上、6つ以上、7つ以上のモジュールを導入しているクラウドストライクのサブスクリプション顧客は、それぞれ59%、36%、20%
  • AV-Comparatives Mac Security Test and Review 2022において、Macマルウェア対策で最高得点を獲得し、5回連続でApproved Security Product賞を受賞
  • 2022年SC Awards USのBest Security Companyに選出され、SC Awards Europe 2022のBest Emerging Technology AwardをFalcon XDRが受賞
  • Frost & Sullivanの2022 Global Technology Innovation Leadership Award(エンドポイントセキュリティ部門)を受賞
  • GovCloud-1環境向けのファルコンID脅威防御モジュールの一般提供を発表。これにより、Federal Risk and Authorization Management Program (FedRAMP) のModerateまたはImpact Level 4 (IL-4) の認可を必要とする米国の公共部門組織がファルコンIdentity Threat Protectionを利用可能に
  • CrowdStrike Asset Graphを発表。CrowdStrike Security Cloudが提供する新しいグラフデータベースで、IT資産に対する可視性と攻撃対象に対する可視性を同時に提供し、IT運用の簡素化と侵害の防止を実現
  • クラウド環境で発生、稼働、持続する脅威を対象とした初のスタンドアロン型クラウド脅威ハンティングサービス「Falcon OverWatch Cloud Threat Hunting」の提供を開始
  • AIを活用した初のIndicators of Attack(IoA)、ファイルレス攻撃防御のための新機軸、ステルスクラウド侵入のための可視性強化を導入
  • AWS Fargate内のAmazon Elastic Container Service(ECS)のサポートなど、新しいCloud Native Application Protection Platform(CNAPP)機能を追加し、オープンソースソフトウェアのソフトウェア構成分析(SCA)を可能にするとともに、新たに8つのコンテナレジストリに対するイメージレジストリスキャンを拡充。これはサイバーセキュリティチームが迅速かつ効果的に侵害を検出、調査、阻止する能力を阻害するサイロを打破するための、サイバーセキュリティとテクノロジーのリーダーによる共同オープンソースの取り組み

カンファレンスコール

ハイライトに記載のないカンファレスコールのポイントを下記にまとめました。

  • 競争環境は引き続き良好で、Crowdstrikeの勝率は一貫している。組織がマクロ経済情勢に対応する中でも、旺盛な需要が継続
  • 第2四半期のサブスクリプション契約において、5モジュール以上、6モジュール以上、7モジュール以上の顧客は、それぞれ59%、36%、20%。これは、これらの各モジュール採用コホートにおいて、前年同期比で+70%、+84%、+105%増加。顧客がより多くのモジュールを採用することで、ファルコンはより一層顧客の業務やワークフローに組み込まれ、それが高い顧客維持率や将来の拡大へのさらなるチャンスにつながると考えている。
  • 当四半期は、大企業から中堅企業、中小企業に至るまで、あらゆる規模の顧客で勢いがあった。多様な顧客基盤がCrowdstrikeの回復力を高め、長期にわたる持続的なARRの成長を実現する能力を高めると考えている。ARR100万ドル以上の顧客からのARRの成長は第2四半期に加速し、当社の企業平均よりも速いペースで成長を継続。これらの大口顧客は、ファルコンを標準化し、ベンダーを統合し、拡張プロジェクトを優先しており、不確実なマクロ環境下でもクロスセルやアップセルの大きなチャンスとして前進。
  • 第2四半期には、米国連邦政府機関および国際的な政府機関などの公共部門での強さが増加。注目すべきは、ニューヨーク州との間で新設された共同セキュリティオペレーションセンターでファルコンEDRを独占的に使用していること
  • 多国籍金融サービス企業が、クエリー速度やデータ取り込み能力で劣る従来のプロバイダーに代わるものとして Humio を採用したことや、アジア太平洋地域の IT およびセキュリティサービスプロバイダーが、増大する顧客ベースのセキュリティおよび観測データを収集し保存するエンジンとして Humio を活用したことなどが挙げられる
  • 純新規ARRについてはガイダンスしていないが、当年度の第1四半期および第2四半期に純新規ARRが非季節性の強さを示したことから、下半期の四半期ごとの季節性は例年に比べて弱いと考える
  • 世の中の攻撃について考えてみると、80%の攻撃は漏洩したアイデンティティと横方向の移動を利用しており、これは違反行為の大きな部分を占める。アイデンティティとActive Directoryのインフラでこれほどまでに可視化されたのは初めてで、多くの弱点が見つかったという顧客の声を聞き続けている。これは本当に画期的なことで、XDRと同じくらい大きなものになる可能性があり、今後も中核的なモジュールになる。Preemptの買収によって、他のどの企業よりも早く実現できたことの1つ。
  • CrowdstrikeはPingやOktaと提携している。当社のID製品は、ID脅威の保護と検出という点で、エンドポイントやアクティブ・ディレクトリに特化している。そのため、彼らとの協力関係は継続中。今日の環境を見ると、アイデンティティを管理することへの需要が高まっていることがわかり、サーバーのエンドポイントや直接の再構築において、その一翼を担っている。非常に差別化された技術で非常に強い需要が継続すると考えており、前四半期比で100%の伸びを記録。新規顧客の採用率も前四半期比で3倍。この製品は、買収の面でも、統合の面でも、また市場投入の面でも、私たちにとって傑出した製品
  • Crowdstrikeは非常に強力なMSSP(マネージド セキュリティサービス プロバイダー)事業を持っており、MSSPは前年比150%の成長を達成。これは新規ロゴ数1,741件には反映されていない。

まとめ

良決算を出し続け、日本でも人気が高いグロース株『クラウンドストライク CrowdStrike(CRWD)』の2023年第2四半期の決算速報をまとめました。こんなに良い決算を発表したにも関わらず、市場の反応はイマイチです😭(もっと上昇して良いはず)。このまま良決算を出し続け、魅力的な会社であり続けて欲しいですね。

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