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ブロック Block(SQ)2022年第4四半期の決算速報【米国個別株】

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個別銘柄情報
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ブロックの2022年第4四半期の決算発表をまとめました。米国市場全体が軟調の中、ブロックも株価はどんどん下がっています。現在52週の最高値から約50%の下落となっており、厳しい状況にあります。私はブロックの長期ホルダーなので今回の決算で株価の風向きが変わるか興味津々でございます👀。

元TwitterのCEOであるジャック・ドーシーが二足の草鞋を履くのを辞め、一本集中した「Blockってどんな会社?」という方は以下の記事が参考になると思います。

たごさくP
たごさくP

現在、投資歴3年目で約1,300万円を運用しています。15年で1億円を目指しています。

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今期の決算については、他に以下の企業をまとめています。興味がある企業はチェックしてみてくださいね!

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2022 4Q ブロック 決算内容

2022 4Q ブロック 売上高

結果:4.65B$(前年同期比+14%) アナリスト予想:4.60B$ Clear!

アナリスト予想を上回りました。ビットコインの収入は振れ幅が大きく、全体への影響もあるため、以下にビットコインを除いた成長率を記載しています。

各事業の売上高

ビットコインでの売上高がやや不安定要素なので、基本的にはビットコインを抜いた売上成長率を見るべきかもしれません。ビットコインとを除いてみるとしっかりと右肩上がりなのがわかると思います。ビットコインを除くと前年同期比+33%です。ここ最近、成長率としては少し低くくなった印象です。

2022 3Q ブロック EPS

結果:0.22$(前年同期比-19%) アナリスト予想:0.30$ Miss!

アナリスト予想を大きく下回りました。総利益は$1.66Bと前年同期比で+40%と利益を拡大しています(内訳は以下)。Cash Appの活躍が大きいですね。Squareは堅調に伸びております。

  • Cash App:$801M 前年同期比+22%
  • Square:$848M 前年同期比+64%

2023 1Q ブロック ガイダンス

今後の見通しに関する記載はなかったです。

たごさくP
たごさくP

2023 1Qや2023通年の具体的なガイダンスについては示されていないですね。

各事業のハイライト

Cash App

以下にポイントをまとめます。やはり、Cash Appはユーザーにとって価値のあるものを提供すること、そしてビットコインを一般に普及させることを心がけていると思います。

  • コミュニティ、コマース、暗号、金融サービス、グローバル、オペレーティングシステム、トラストを開発の柱として投資。第4四半期は、コミュニティ、金融サービス、コマースで顕著な進捗があり、売上総利益の増加に大きく貢献
  • ネットワークを効率的に拡張する能力が、当社の最大の差別化要因の1つ。2022年12月のCash Appの月間取引アクティブ数は5,100万人で、前年同期比16%増となった。新規取引参加者の獲得コストは平均10ドル以下で安定しており、獲得コストに対するリターンは非常に高い。
  • ピアツーピア取引の中でユニークな体験を提供することで、新しく興味深い方法でコミュニティに参加。第4四半期には、ピアツーピア・ギフトカードの提供を開始。これにより、お客様はさまざまな加盟店からギフトカードを友人や家族に送ることができ、受け取った友人や家族はCash App Cardを通じてギフトカードを受け取り、使用することが可能に。
  • Cash App Cardは過去1年間に力強い成長を遂げ、2022年中に$750M以上の粗利益を生み出した。この成長は、Cash App Cardの月間利用者数および利用者1人当たりの利用額が引き続き好調であったことが寄与。第4四半期にピアツーピアの利用者と比較して、Cash App Cardの利用者は2倍の資金をCash Appに流入させたため、Cash App Cardは流入量増加の主要因となった。
  • 幅広い銀行サービスを提供することにより、お客様の信頼を獲得することに注力。お客様からの直接的なフィードバックに基づき、当四半期は、1 月に貯蓄預金(Savings)を導入し、簡単に目標を設定・管理可能。お客様にお金を管理するための有意義なツールを提供し、Cash Appがお客様から選ばれる主要な銀行となるための能力をさらに高めるもの
  • BNPLプラットフォームには、SquareとCash Appのエコシステムをさらにつなぐことができる、新しく有意義な機会があると予想。昨年は、Square と Cash Apps のエコシステムを構築することで、消費者と販売店をつなぐ機会を獲得
  • 広告とアフィリエイトを提供することで、消費者とマーチャントを結びつけることが可能。このサービスは、ネットワーク内の加盟店とネットワーク外の加盟店の両方が利用でき、消費者がAfterpayアプリで買い物を始め、購入すると、私たちはコミッションを取得。また、BNPLプラットフォームを通じて、アプリから加盟店サイトへの消費者のクリックによる収入や、プレミアム広告の掲載による定額報酬を獲得
  • BNPLプラットフォームの広告およびアフィリエイトの提供は、サービス開始以来、大きな成長を遂げている。2022年、広告およびアフィリエイトプログラムは、約2,000社の広告主に対して1億ドル近い収益を生み出した。Cash Appのコマースプラットフォームを構築する際、Afterpayアプリからこの需要創出エンジンを統合し、広告およびアフィリエイトの提供とCash Appの強力なブーストリワードおよびインセンティブ機能を組み合わせていく予定

Square

Squareは海外展開に力を入れるようです。もちろん日本にもSquareは上陸していますね。ここ最近CMでもよく見ますね。今回日本のPaypayに対応したことにも言及していますね。

  • Squareのビジネスを推進するために、オムニチャネル、アップマーケットの成長、グローバル展開という3つの戦略的優先事項に引き続き注力
  • 当社の差別化のポイントは、商品とソフトウェアの幅の広さと深さ、そして様々な業種に対応していること。2022年の売上総利益の44%は、4つ以上のマネタイズ製品を使用している顧客
  • 第4四半期は、中堅セラーが引き続き最も急成長しており、粗利益は前年同期比16%増。BNPLプラットフォームを除いたSquare全体の粗利益の伸びを上回った。年商50万ドルから1000万ドルの販売者に最大の機会があると考えている。これは、約4兆ドルの米国内総収入に相当するアドレス可能市場
  • グローバルに展開の目標は、各市場で製品が同等になるようにすること。オーストラリアでは、Square for RetailとSquare Appointments on Square Terminalを発表し、アイルランドでは、Square Appointmentsを発表して、予約ソフトウェアとオールインワンPOSを統合するソリューションを
  • ビューティ&パーソナルケア部門向けでは、キャッシュフロー管理が最優先事項であるという声を聞いている。そのため、販売者の支払いと直接つながる統合ツールを提供。当社の銀行商品をより多く国際的に発売して以来、Square Loansで安定した需要を経験。2022年末までの間に、当社はグローバル市場全体で約4億ドルのSquareローンを組成し、これらのローンの損失率は米国のSquareローンに匹敵するものを

2022 4Q ブロック カンファレンスコール

カンファレスコールのポイントをまとめました(主に質疑応答)。

  • 収益性の高い長期的な成長を実現するために、顧客やビジネスモデルにとって収益性の高い投資を実施。また、固定費用ベースでのレバレッジを高めるため、採用とセールス・マーケティングに注力し、適切な費用対効果の高い分野に投資する方針。この戦略により、2023年には1ポイント以上のマージン拡大を実現し、収益性の高い成長機会を長期的に創出していく考え。
  • Squareは、垂直型セールスチームの構築と大口の販売先への進出を投資。今後数年間でソフトウェア中心の販売チームを構築し、レストラン、小売業、サービス業の3つの主要領域を垂直化し、顧客獲得に向けてのアウトバウンド販売を強化。Squareは、中規模の販売先に焦点を当て、その成長を加速。
  • Cash Appのマネタイズレート、顧客あたりのアクティブインフロー、顧客あたりのアクティブインフローの3つのドライバーが引き続き年間ベースで成長するとの見通し。Squareの成長については、Squareビジネスでアップマーケットを中心に成長すること、オムニチャネルニーズを構築することが重要であり、Squareのマージンは、すでに高い増分マージンを持っているため、年間を通して比較的一定であると予想。Cash Appのマージンは拡大する見通しで、効率的な成長に注力。また、Cash Appのドライバーは、隣接する金融サービスの検索が重要であり、入金、直接預金、その他の機能などのすべての側面がエコシステムに人々を導き、交差販売を促進することが目的。そして、Cash App Cardは、まだ多くの成長余地がある素晴らしいマーケティングデバイス。
  • 投資において、効率性と成長のバランスを取りながら、経済的なエンパワーメントを目指す
  • Cash Appは5100万人の月間トランザクションアクティブがあり、うち2人に1人は週1回以上Cash Appを使用。Cash Appカードの使用量が増加することで、直接預金が増加するため、MAUあたりの流入金額が増加する可能性あり。Cash Appカードは広範囲で利用されており、Cash Appカードの使用量あたりの支出が増加。このことにより、動的な時代においてカスタマーが支出する場所に応じて参加することが可能。
  • Cash Appとセラーの総利益は、2022年1月のAfterpayの貢献を含めた時に約25%の伸び率であり、Cash Appの伸びは50%以上、Squareの伸びは15%と予想。AfterpayとCash Appの接続に重点を置き、Cash App PayはAfterpayのマーチャントから始めており、将来的にはSquareのエコシステムをより統合する計画

まとめ

ブロックの2022年第4四半期の決算発表をまとめました。市場の反応は良さそうですね!フィンテックというのはまだ新しい分野なのでこれからの成長にも期待したいですね。フィンテックのリーダーとしてブロックには引っ張っていってほしいです。引き続き鬼ホールドいたします(損益率-57%)🙄。

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