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テスラ TESLA(TSLA)2021年第4四半期の決算速報【米国株決算】

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個別銘柄情報
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GAFAMTの決算が始まる1週間、Microsoftの次2番手となるTESLAの2021 Q4の決算速報記事になります。ナスダックが調整局面に陥ったこの局面、これらのメガテックの決算が指数に大きな影響を与えるのでなんとか良い決算を叩き出してほしいですね。

私自身もTESLAは保有銘柄の中で2番目に割合の大きい銘柄ですので、決算には注目しています。テクノキングことイーロン・マスク率いるTESLAの決算はどうだったのでしょうか?

たごさくP
たごさくP

現在、投資歴3年目で約1,000万円を運用しています。15年で1億円を目指しています。

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前回のTESLAの決算速報記事は以下になります。

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テスラ TESLA(TSLA)の基礎情報

テスラ TESLA の企業概要

以前TESLAについて妄想も含めまとめた雑記の情報をアップデートしました。興味がある方は是非読んでみてください。

TESLA

テスラ TESLAのギガファクトリー

ギガファクトリー5(Giga Texas)

EV最大手であるテスラのすごいところは量産体制だと思います。それを象徴するのがギガファクトリーです。上の写真の新工場の敷地の広さは東京ドーム約18個分の85haだそうです!

もともとギガファクトリー4(ベルリン)での生産開始は2021年を予定していましたが、環境規制の承認がやや遅れているようです。それでも2022年初頭に生産開始できるよう設備試験などをは2021年末に開始しています。

名称建設地稼働開始主要生産品目生産台数
フリーモント工場カルフォルニア
(アメリカ)
2010年Model S/3
Model X/Y
100,000
500,000
ギガファクトリー1ネバダ
(アメリカ)
2016年バッテリー、蓄電池
ギガファクトリー2ニューヨーク
(アメリカ)
2017年太陽光発電関連
ギガファクトリー3上海
(中国)
2019年Model 3/Y>450,000
ギガファクトリー4ベルリン
(ドイツ)
2022年初頭
設備テスト中
Model Y、
バッテリー
ギガファクトリー5テキサス
(アメリカ)
2022年初頭
設備テスト中
Model Y、
サイバートラック

株価

ここ最近は金利上昇に伴いグロース株が調整局面に陥っている中、良決算を叩き出したテスラですが、市場の反応はアフターでプラスにもマイナスにもなり安定しません。カンファレンスコールで落ち着くと予想されます。

(追記)カンファレンスコールおよび翌日の株価から市場の反応は、見通しの点でやや嫌気のようですね。真意はわかりませんが、2022年は新しいモデルの開発に取り組まない内容が想定外だったのでは予想されています。

決算内容

売上高

売上:17.7B$(前年比+65%) アナリスト予想:16.6B$ CLEAR!

売上は見事にアナリスト予想を超えてくれました。前年同期比+65%と大きく成長しましたね。その要因は以下のようです。

  • 販売台数の増加
  • その他事業部分の成長

やはり、テスラの強みは量産体制を整えることによる生産台数の確保、成長でしょうか。今後も期待されます。

EPS

EPS:2.54$(前年比+218%) アナリスト予想:2.36$ CLEAR!

売上同様にEPSも見事にアナリスト予想を超えてくれました。低価格帯の車へのシフトしたにもかかわらず営業利益率は14.7%と過去最高を達成。営業利益率の要因としては以下が挙げられます。

  • 車両一台あたりのコストの削減(さらなる削減を狙う)
  • 納車台数の増加
  • 自動車リース、サービス事業の収益性改善

2022年 見通し

そこまでインパクトのある内容ではありませんが、継続的な成長が見込めます。懸念点としては、引き続きサプライチェーンの課題でしょうか。

  • 生産能力をできるだけ早く拡大する予定(今後数年年平均50%の納車台数の伸びを達成する見込み)
  • サプライチェーンが主な制限要因になったため、当社の自社工場は数四半期にわたって生産能力を下回っていますが、これは2022年まで続くと予想
  • 製品ロードマップや長期的な生産能力拡大計画、その他の費用に充当するための十分な流動性がある
  • 製造及びオペレーションのコスト削減のためのイノベーションを継続的に実行し、ハードウェ ア関連の利益がソフトウェア関連の利益をさらに増大させると考えている
  • オースティンおよびベルリンにおける生産立ち上げは、新製品や製造技術の新拠点への導入の成否、 サプライチェーンに関連する継続的な課題、地域の許可の影響を受ける
  • サイバートラックは、モデルYに続いてオースティンでの生産を計画しており、工業化に向けて前進

カンファレンスコールの内容は以下になります。

カンファレンスコール概要
  • 2021年のGAAPベースで純利益が$55Bを達成し、創業以来の累積収益が黒字化
  • ギガファクトリー5(テキサス)でModel Yを製造、車両の最終承認後に納入を開始予定
  • 2022年に新しい生産拠点(ギガファクトリー?)を発表予定
  • 半導体不足など、2021年に引き続きサプライチェーンが生産量を制限する懸念あり
  • 2022年の生産量の成長率は2021年を上回り、50%を超える予想
  • 今年は新しいモデルの導入は行わないが、サイバートラック、セミ、ロードスター、オプティマスなどの車両開発に集中し、来年生産を目標
  • 製品開発で最も優先順位が高い製品は人型ロボット「オプティマス」で、将来的には自動車ビジネスより重要になる可能性あり
  • $25,000のコンパクトカーには仕事優先順位的に現在取り組んでおらず、それよりも自動運転の方が重要(質問に対するアンサー)
  • テスラボット(上記オプティマス)はテスラの工場内での部品の移動から運用する考え
  • 現在米国の5つの州でテスラ保険を提供しており、2022年末までに米国内の80%の顧客にテスラ保険加入できるよう各地域に進出を目指す
  • 2022年内にレベル4の自動運転を実現可能と宣言
  • 半導体不足の問題はあるが、需要に対応できれば、エネルギー事業(メガパック、パワーウォール)の成長率は200~300%にでもなりうる
オプティマス

KPI(生産台数と納車台数)

EVに着目すると、生産台数と納車台数がKPI(重要業績評価指標)となります。

生産台数

生産台数は前年同期比+70%と好調です。右肩上がりで増加しています。

また、今後の生産数については、ベルリンとテキサスの2つのギガファクトリーの本格的な生産開始でさらなる増加が期待できます。見通しでも生産台数の成長率は年平均+50%を目指しているようです。今後ますます増えるTESLA車の需要に対して生産能力でカバーしていく大きな道筋となりそうですね。

納車台数

納車台数ももちろん右肩上がりで、前年同期比+71%と好調です。TESLA車の需要は増えていく一方ですね。アメリカはもちろんこと、ヨーロッパ、中国で多く売れているようです。日本でもちらほら見かける台数が増えてきている印象です。

https://tesla-cdn.thron.com/static/WIIG2L_TSLA_Q4_2021_Update_O7MYNE.pdf?xseo=&response-content-disposition=inline%3Bfilename%3D%22tsla-q4-and-fy-2021-update.pdf%22

まとめ

メガテック決算発表の先陣『TESLA($TSLA)』の決算発表速報でした。結論、2021 Q4テスラの決算は良かったです。売上、EPSともにアナリストの予想を上回る結果となりました。調整局面の中でこの決算で市場がどう反応するか気になるところです。

たごさくP
たごさくP

調整局面で最高値からの下落率は26%と大きいですが、また最高値更新すると信じテスラ株を保有していくつもりです。$TSLA含む私のポートフォリの実績興味ある方はこちらもみてみてください。

投資実績
これまでの投資実績を公開しています。現在週1更新です。内容は下記になります。 これまでの投資実績(2020年10月〜) 今週のイベント 前週比(前月比、前年比) 売買した銘柄

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