ビックテック決算発表の先陣『TESLA($TSLA)』の決算発表速報です。結論、$TSLAの決算は良かった(大きなインパクトはなし)です。売上、EPSともにアナリストの予想を上回る結果となりました(情報元はこちら)。合わせて、これまでの決算、生産台数・納車台数、ギガファクトリーについてまとめています。
テクノキング👑イーロン・マスクが率いる総合エネルギーテクノロジー企業です。ただのEVメーカーではありません。私の保有銘柄でもあり、為替込みでダブルバガーを達成した銘柄でもあるので特に思い入れがあります!
最高値更新間近です。決算が良かったことから、最高値更新が期待できます!
TESLA($TSLA)のようなグロース株への投資に興味がある方はこちらもご参照ください。
売上高
売上:13.76B$(前年比+57%) アナリスト予想:13.63B$ CLEAR!
見事にアナリスト予想を超えてくれました。半導体不足の昨今右肩上がりに売上を伸ばしていくTESLAはさすがですね。欲を言えば、もう少し高い売上成長率で決算のインパクトが欲しかったです。
EPS
EPS:1.86$(前年比+145%) アナリスト予想:1.59$ CLEAR!
売上同様に見事にアナリスト予想を超えてくれました。低価格帯の車へのシフトしたにもかかわらず営業利益率は14.6%と過去最高を達成。黒字化してからの利益率の伸びがすごいです。効率よくお金を稼いでいますね。
ガイダンス
そこまでインパクトのある内容ではありませんが、継続的な成長が見込めます。懸念点としては、3つ目の課題が今後のガイダンスに影響を与えうるかどうかですね。
- 納車台数は今後数年で年平均50%増加を予想
- 2つのギガファクトリー(ベルリン、テキサス)での生産立ち上げ(Model Y)が年内の目標
- サプライチェーン(半導体の供給不足)、工場建設地域、計画停電が課題
KPI
EVに着目すると、生産台数と納車台数がKPI(重要業績評価指標)となります。
生産台数
生産台数は前年比+64%と好調です。右肩上がりで増加しています。特に昨今反動代不足による自動車メーカーの減産報告が続く中、TESLAはしっかりと生産台数を伸ばしています。
TESLAは半導体不足に対して、供給される半導体に合わせてソフトウェアを書き換えることで減産を免れているようです。
また、今後の生産数については、ベルリンとテキサスの2つのギガファクトリーの立ち上げにより、100万台/年を目指すようです。ベルリンは2021年11月or12月に生産開始予定だそうです。今後ますます増えるTESLA車の需要に対して生産能力でカバーしていく大きな道筋となりそうですね。
納車台数
納車台数ももちろん右肩上がりで、前年比+73%と好調です。TESLA車の需要は増えていく一方ですね。日本でもちらほら見かける台数が増えてきている印象です。
ギガファクトリーについて
生産工場についてまとめてみました。ギガファクトリー4、5が稼働することにより生産能力大きく向上しますね。まずは稼働開始して、安定的な量産体制を整えて欲しいですね。
名称 | 建設地 | 稼働開始 | 主要生産品目 |
フリーモント工場 | カルフォルニア(アメリカ) | 2010年 | Model S/3/X/Y |
ギガファクトリー1 | ネバダ(アメリカ) | 2016年 | バッテリー、蓄電池 |
ギガファクトリー2 | ニューヨーク(アメリカ) | 2017年 | 太陽光発電関連 |
ギガファクトリー3 | 上海(中国) | 2019年 | Model 3 |
ギガファクトリー4 | ベルリン(ドイツ) | 2021年(予定) | Model Y、バッテリー |
ギガファクトリー5 | テキサス(アメリカ) | 2021年(予定) | Model Y、サイバートラック |
まとめ
ビックテック決算発表の先陣『TESLA($TSLA)』の決算発表速報でした。結論、$TSLAの決算は良かった(大きなインパクトはなし)です。売上、EPSともにアナリストの予想を上回る結果となりました。ここから高値更新となり、次のステージにいくと信じています。
最近の$TSLAは大人になりました。以前はボラティリティの高い銘柄でしたが、9月末からの調整局面でも大きな下落なく堅調に推移し、最高値更新まであと少しのところまで来ています。今後も期待される銘柄ですね。$TSLA含む私のポートフォリの実績興味ある方はこちらもみてみてください。
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