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テスラ TESLA(TSLA)2022年第2四半期の決算速報【米国株決算】

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個別銘柄情報
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GAFAMTの決算が始まる1週間、先陣を切るのはテスラになります。テスラ TESLAの2022 Q2の決算速報記事をまとめましのたでどうぞご覧ください!2Qの納車台数が予想をやや下回ったり、工場の稼働を一部ためた時期もあった今期のテスラの決算はいかに!?GAFAMTの先陣として注目が集まります👀。

私自身もテスラは保有銘柄の中で3番目に割合の大きい銘柄ですので、決算には毎回注目しています。テクノキングことイーロン・マスク率いるテスラの決算はどうだったのでしょうか?

たごさくP
たごさくP

現在、投資歴3年目で約1,000万円を運用しています。15年で1億円を目指しています。

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前回のTESLAの決算速報記事は以下になります。

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テスラ TESLA(TSLA)の基礎情報

テスラ TESLA の企業概要

以前TESLAについて妄想も含めまとめた雑記の情報をアップデートしました。興味がある方は是非読んでみてください。

TESLA

テスラ TESLAのギガファクトリー

ギガファクトリー5(Giga Texas)

EV最大手であるテスラのすごいところは量産体制だと思います。それを象徴するのがギガファクトリーです。上の写真の新工場の敷地の広さは東京ドーム約18個分の85haだそうです!2022年Q1の工場に関するハイライトは以下になります。

  • 第1四半期は、世界的なサプライチェーン、輸送、労働力、その他の製造上の課題が継続し、工場のフル稼働が制限
  • 2022年4月、テキサス州オースティンの新工場でモデルYの納品を開始。サイバー・ロデオのオープニングパーティーでは、4680個の自社製セル、一体型のフロントボディ鋳造品、構造用バッテリーパックを搭載した最初の車両を納車。ギガファクトリー・テキサスで、4680セルの構造用パックと2170セルの非構造用パックの両方を使ったモデルYを生産できるようになる。
  • ギガファクトリー3(上海)は第1四半期の週間生産量は好調だったが、上海でCOVID-19の症例が急増したため、当社の工場とサプライチェーンの一部が一時的に閉鎖。最近、限定的な生産が再開されましたが、引き続き状況を注視しています。
  • ギガファクトリー5(ベルリン)での生産は2022年3月に開始され、生産開始時には2170セルの非構造パックを使用。最終的には、4680セルの構造用パックと2170セルの非構造用パックの両方を使用してモデルYを生産できるようになる予定。
  • まだ開発中につき未定ではあるものの、決算発表の資料にTesla SemiやRoadster、ロボットタクシーなどが追加
名称建設地稼働開始主要生産品目生産台数
フリーモント工場カルフォルニア
(アメリカ)
2010年Model S/3
Model X/Y
100,000
550,000
ギガファクトリー1ネバダ
(アメリカ)
2016年バッテリー、蓄電池
ギガファクトリー2ニューヨーク
(アメリカ)
2017年太陽光発電関連
ギガファクトリー3上海
(中国)
2019年Model 3/Y>750,000
ギガファクトリー4ベルリン
(ドイツ)
2022年初頭
設備テスト中
Model Y、
バッテリー
>250,000
ギガファクトリー5テキサス
(アメリカ)
2022年初頭
設備テスト中
Model Y、
サイバートラック
>250,000
????????????????????Tesla Semi
Roadster
Robotaxi & others
開発中
アップデートされた箇所は青字

株価

直近は株式市場全体の下落に伴いテスラも大きく株価を下げています。なんとか600$を下回ることなく耐えてはいますが、今回の決算発表でどちらに転ぶか要チェックです。アフターはややプラス程度なので、相場オープンしないとわからないです。

決算内容

売上高

売上:16.93B$(前年比+42%) アナリスト予想:16.92B$ CLEAR!

売上はアナリスト予想とほぼ同じでした。前年同期比+42%とこれまでにくらべてやや低いですが、しっかりとプラス成長です。その要因は以下のようです。

  • 販売台数の増加
  • ASP(平均販売価格)の上昇
  • その他事業部分の成長

やはり、テスラの強みは需要があり続けるその人気とその需要に応える圧倒的な生産能力でしょうか。

EPS

EPS:2.27$(前年比+57%) アナリスト予想:1.80$ CLEAR!

EPSは見事にアナリスト予想を超えてくれました。インフレやサプライチェーン、上海での操業停止など逆風がありながらも利益をしっかりと出しております。営業利益に影響を与えた要因は以下が挙げられています(マイナス要因は赤字)。

  • 納車台数の増加
  • ASP(平均販売価格)の上昇
  • その他の事業における利益成長
  • 株式報酬型新株予約権付社債の費用減少
  • 原材料費、商品費、物流費、配送費の増加
  • 上海での操業停止による単位あたりの固定費増加
  • 為替によるマイナス影響
  • ビットコインの減損

今後の見通し

前期からの変更点はなく、そこまでインパクトのある内容ではありませんが、継続的な成長が見込めます。懸念点としては、引き続きサプライチェーンの課題でしょう。

  • 数年先には、年平均50%の車両納入台数の伸びを達成できると見込んでおり、この成長率は、当社の設備能力、業務効率、サプライチェーンの能力と安定性に依存。
  • 製品ロードマップや長期的な生産能力拡大計画、その他の費用に充当するための十分な流動性を保有
  • 製造及びオペレーションのコスト削減のためのイノベーションを引き続き実行する一方、時間の経過とともに、ハードウエア関連の利益はソフトウエア関連の利益の加速を伴うと予想
  • 新しいギガファクトリー(テキサス、ベルリン)における生産立ち上げのペースは、多くの新製品や製造技術を新拠点にうまく 導入できるかどうか、またサプライチェーンに関連する継続的な課題によって影響を受ける。
  • サイバートラックの工業化は進んでおり、ギガファクトリー5(テキサス)で生産予定

KPI(生産台数と納車台数)

EVに着目すると、生産台数と納車台数がKPI(重要業績評価指標)となります。

生産台数

2022年Q2(4月〜6月)の生産台数は前年同期比+25%と普段より落ち込み、前期比では-15%となりました。2022年4月にコロナの影響で上海工場が3週間停止したことが主な原因だと考えられます。

今後の生産数については、ベルリンとテキサスの2つのギガファクトリーの本格的な生産開始でさらなる増加が期待できます。見通しでも生産台数の成長率は年平均+50%を目指しているようです。今後ますます増えるテスラ車の需要に対して生産能力でカバーしていく大きな道筋となりそうですね。

納車台数

納車台数も生産台数と同様にやや不調で、前年同期比+27%と普段より低く、前期比では-18%となりました。アメリカはもちろんこと、ヨーロッパ、中国でシェアを伸ばしていますね。日本でもちらほら見かける台数が増えてきている印象です。

https://tesla-cdn.thron.com/static/EIUQEC_2022_Q2_Quarterly_Update_Deck_J8VLIK.pdf?xseo=&response-content-disposition=inline%3Bfilename%3D%22tsla-q2-22-update.pdf%22

電気自動車のサービス業やその他の事業

電気自動車関連

自律走行(Autopilot and Full Self-Driving :FSD)

  • 2022年第2四半期末時点で、北米の10万人以上のテスラドライバーがFSDベータ版を利用可能
  • City Streets監修の自律性を使用する顧客による累積走行距離は前例のない規模で拡大中
  • フリートデータは、システムの改善と拡張のための重要な要素であり、高速道路の自動運転にしか興味のない顧客向けに北米で強化型自動運転オプションを再導入

自動車のソフトウェア

  • 北米のアダプティブ・サスペンション搭載車は、当社の車両が収集した継続的に更新されるデータに基づき、悪路に遭遇する前に、より快適な車高に自動的に調整することが可能
  • 「テスラビジョン」を搭載した最新車両では、より幅広い前面衝突に対応し、より早い段階でシートベルトを締めることが可能
  • V11 ソフトウェアアップデートで導入した UI カスタマイズを拡張し、デフロスト、ワイパー、シートヒーターなどの車両制御をワンタッチで可能

ソーラー・エネルギー事業

  • エネルギー貯蔵の導入量は、第2四半期に前年同期比11%減の110万kWhとなり、その要因は主に、半導体の課題が、自動車事業よりもエネルギー事業に大きな影響を与えているため
  • 当社のストレージ製品に対する需要は、依然として当社の供給能力を上回り、現在メガパックの専用工場での生産を拡大し、需要増に対応中
  • 第 2 四半期の太陽電池導入量は前年同期比 25%増の 106MW となり、過去 4 年間で最も好調な結果になった
  • 一部のソーラーコンポーネントの輸入遅延は引き続き発生しているが、この事業の成長を可能にするため、サプライヤーベースを拡大
  • 太陽光発電設備設置チームは、設置効率の向上を継続し、より高い生産量と経済性を実現

サービス・その他の事業

  • 第2四半期は、サービスその他事業の売上総利益率がプラスに転換
  • 中古車ビジネスは、特に電気自動車への関心が高まる中、好調を維持し、商品、テスラ直営のコリジョンセンター、関連サービスも伸長
  • サービス&その他に含まれるスーパーチャージャー事業は、テスラとテスラ以外の顧客の両方にサービスを提供可能

カンファレンスコール内容まとめ

カンファレンスコールの内容は以下になります。上記と重複しない内容について簡単にまとめております。

カンファレンスコール概要
  • ベルリン工場の生産立ち上げは順調で、6月には週1,000台という重要なマイルストーンを達成
  • フリーモントや上海での生産能力を拡張中
  • エネルギー事業では過去数年で最高の太陽光発電の生産量を記録し粗利も記録的な数値となった
  • ビットコインを大量に売却した理由は、中国のCovid-19によるロックダウンがいつ緩和されるか不透明だったのでキャッシュを確保したかったため(決して、ビットコインに対する評決ではない
  • Dogecoinはいっさい売却していない
  • イーロン・マスク:中国EVメーカーは世界的に注目される存在になるだろうし、その能力は大いに尊重するが、現在中国でもっとも上手くっていっているEVメーカーはTESLA
  • TESLAの課題は需要面ではなく供給面
  • Anderj(FSDに関するリーダー)の退社の影響はあるが、ソフトウェアAIグループには優秀な120人ほどのチームがあるので、今年中の完全自動運転は実現可能

まとめ

GAFAMTの決算が始まる1週間、先陣を切るテスラ TESLAの2022 Q2の決算速報記事をまとめましのた!売上、EPSともにアナリストの予想をなんとか上回る結果となりました。私自身はもちろんのこと引き続きホールドしていきます!

たごさくP
たごさくP

調整局面で最高値からの下落率は40%と大きいですが、また最高値更新すると信じテスラ株を保有していくつもりです。$TSLA含む私のポートフォリの実績興味ある方はこちらもみてみてください。

投資実績
これまでの投資実績を公開しています。現在週1更新です。内容は下記になります。 これまでの投資実績(2020年10月〜) 今週のイベント 前週比(前月比、前年比) 売買した銘柄

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