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NVIDIA($NVDA)2022年第3四半期の決算速報【NextGAFAM】

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個別銘柄情報
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半導体メーカーから『Computing Platform Companyに変貌を遂げたNVIDIA($NVDA)の2022第3四半期の決算速報&企業概要の記事になります。NVIDIAはNEXT GAFAMとして、Facebook(現在のMeta)に時価総額差し迫る時価総額の大きい会社です。個人的には時価総額No.1もあり得ると思っています。

直近ではメタバース関連銘柄として、株価は大暴騰しました。AIにメタバースにと非常に夢溢れる銘柄でもあるので、私自身も一番思い入れのある銘柄です。こんな記事も書いたほどです。

決算情報と合わせてにNVIDIAの企業概要も簡単にまとめますので、NVIDIAがどんな会社か知りたいという方にも参考になると思います。

たごさくP
たごさくP

私は現在、投資歴2年目で約1,000万円を運用しています。運用益は370万円ほどです(投資実績はこちらから)。NVIDIAはポートフォリオ全体の16%と一番大きく、さらには損益率は+138%とNo.1の成績です。

たごさくP
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アナリスト予想を全て上回る良い決算発表だったと思います。この銘柄には本当に期待しています!

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今期の決算については、以下の企業をまとめています。興味がある企業はチェックしてみてください。

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NVIDIAってどんな会社?

基本情報

NVIDIA
  • CEO:Jen-Hsun Huang(1993年4月〜)
  • 設立1993年4月
  • 本社所在地:アメリカ カルフォルニア
  • 業種:電気機器(半導体メーカー)👉 Computing Platform Company
  • 時価総額:$760B(21/11/15時点)

NVIDIAは半導体メーカーです、というともう古いのかもしれません。現在は『Computing Platform Copmany』なので、半導体が用いられているコンピューティング技術を様々な分野に応用したプラットフォーマーでしょう。もともとNVIDIAは半導体の中でもGPU(Graphics Processing Unit)という画像処理に特化した演算装置がNVIDIAは有名で、現在でも多くのゲーム機やパソコンにはNVIDIAのGPUが使われています。

半導体メーカーの半導体は「半導体集積回路」のことで、電化製品の中にあるチップになります。半導体はありとあらゆる電化製品に使われており、我々の生活になくてはならないものです。

NVIDIAはGPUを画像処理だけではなく、汎用計算に用いることを目的とするGPGPU(General-purpose computing on graphics processing unit)にも注力しており、深層学習などのAIへの応用もしています。

たごさくP
たごさくP

「何を言っているかわからんよ」という方も多いと思います。

噛み砕いて言うと、NVIDIAはPCやゲームなどのグラフィックがヌルヌル動くようになるコアの部分を作っていて、それがすごい性能だから他にも応用したら、AIに適用できちゃうすごいものができちゃったすごい会社です。

NVIDIAの何がすごいって、これからのテクノロジーの発展の中核を似合う様々な事業に関連づいてしまうことです。自動運転、AI、メタバースなどなど!パートナー企業は様々な業界であり、もちろん有名どころの大きな会社ばかりです。半端ねぇっす。

Gaming事業

https://blogs.nvidia.co.jp/2016/10/20/nintendo-switch/

このセグメントは、馴染み深いゲーム関連です。NVIDIAの中核を担っているセグメントになります。

なぜこのセグメントでNVIDIAが強いかと言うと、もちろんNVIDIAが最も得意とするパワフルなGPUになります。臨場感溢れる現実のようなグラフィックは解像度が高く、かつフレームレートも高くないといけませんが、それすなわち負荷がとてつもないです。それをなんなくスムーズに動かしてしまうのがNVIDIAのGPUというわけです。

これからもこのセグメントが成長を続けるであろうポイントをまとめました。

  • ゲーマーの人口は増えており、そういう人たちは性能の良いPC(パワフルなGPU)を求める
  • リアリティのあるゲーム自体が増えており、ゲーム機自体にパワフルなGPUが必要である
  • VRは特に映像との遅延が許されてないためパワフルなGPUが必要であり、今後VRのゲームは増えていくことが予想される
たごさくP
たごさくP

昨今e-Sportsなどでゲーム業界自体が賑やかになっているので、NVIDIAのGaming事業は今後も成長が期待できると思います。

Data Center事業

https://www.pasonatech.co.jp/workstyle/column/detail.html?p=2093

このセグメントは、今NVIDIAが力を入れているGPGPUになります。つまり、深層学習(Deep Learning)やAIに関連します。NVIDIAのセグメントで2番目に売り上げが多いです。

強みを簡単にまとめてみました。

  • AI分野でリーダーであり、すべての主要クラウドコンピューティングプロバイダーと数千の企業に採用される実績を持つ
  • HCP(スパコン)分野でリーダーであり、TOP10のうち8社、TOP500のうち342社に採用される実績を持つ
たごさくP
たごさくP

この分野でも無双しており、主要産業ではどんどんAIが導入されている現実を見ると、このセグメントも成長が期待されますね。

Professional Visualization事業

このセグメントはワークステーション向けのグラフィックスです。イメージがつきづらい方には、上記のやや近未来の画像で想像できるかと思います。仮想現実において、機器のデザインや建築のデザイン、他様々な業界でのワークステーションにそれぞれ別のエリアからアクセスして共同作業できるようになるのです。この分野のグラフィックスで90%以上のシェアを持つのがNVIDIAです。

クリエイティブ&デザインワークフローの拡大、モバイルワークステーション、業界全体でのAR/VR導入の増加によってこのセグメントは長期的に成長可能だと考えます。

たごさくP
たごさくP

直近では、この分野に関連するメタバースがすごい話題になっていましたね。そのおかげもあってNVIDIAの株価はこの1ヶ月で+30%超える大暴騰となりました(21/11/17時点)。

Automotive事業

https://s22.q4cdn.com/364334381/files/doc_financials/2022/q2/NVDA-F2Q22-Investor-Presentation-FINAL.pdf

このセグメントは自動車関連になります。こちらもイメージはつきやすいかと思います。AI✖️自動車となると、自動運転と想像がつくでしょう。実際には自動運転だけではなく、ドライバーに快適な運転を提供するAIコックピット(メルセデス・ベンツとNVIDIAのコラボ)などもあります。

パートナーとして自動車メーカーの名だたるところとNVIDIAが組んでいることが上の画像からも確認できると思います。やはり、NVIDIAのAIのリーダーであることがわかる顔ぶれですね。もちろん日本のTOYOTAもいます。時価総額No.1のTESLAは自前ですけどね。

たごさくP
たごさくP

自動運転技術ではTESLAが頭1個飛び抜けていると言われていますが、他の自動車メーカーはNVIDIAのチップ「Orion」その次世代の「Atlan」でTESLAを追いかけることを想像しています。

決算内容

今回の決算と合わせて、これまでの決算内容もみてみましょう。NVIDIAはここ最近決算を外したことがありません。

売上高

結果:$7.1B(前年同期比+50%) アナリスト予想:$6.81B CLEAR!

売上は見事に予想を上まりました。この時価総額の大きい企業で成長率も前年同期比+50%と高い水準であると思います。2022の四半期ではやや減少傾向にあるところが気になりますが、コロナの影響を考えればそれでも成長しているところが評価されても良いと思います。

EPS

結果:1.17$(前年同期比+61%) アナリスト予想:1.11$ CLEAR!

EPSもアナリスト予想を上回りました。しっかりと利益を生み出していますね。

各セグメントの売上推移と成長率

前年同期比でみると、以下の通りです。Professional Visualizationが+150%近くと高い成長率ですね。主力のGaming、Data Centerも+50%近くとしっかりと成長しています。Automotiveの成長があまり芳しくないですね。

単位はMillion $2022 Q32021 Q3成長率
Gaming3,2212,271+42%
Data Center2,9361,900+55%
Professional Visualization577236+144%
Automotive135125+8%

2022 Q4のガイダンス

2022 Q4売上 結果:$7.4B アナリスト予想:$6.86B CLEAR!

来期の2022 Q4のガイダンスは市場予想を上回るものでした。これは株価の上昇が期待できます。

  • 2022 Q4 売上: 7.4B±2%
  • 売上総利益:GAAP:65.3%、non-GAAP:67.0%

カンファレスコールの内容は下記になります(上記に記載の内容は省き、インパクトの大きそうな情報のみ抜粋)。

  • Omniverse Enterprise(3Dとデジタルデザインの世界をつなぐアプリケーション)はBMW、Ericsson、Lockheed Martin、Sony Picturesなど、700社がこのプラットフォームを評価
  • Automotiveの売上の減少は、自動車メーカーの供給制約の影響を受けているAIコックピットの売上が原因
  • 世界中で25,000社以上の企業がNVIDIAのAI技術を利用
  • GTCでAIに最適化された統計のためのRio、量子コンピューティングのためのBig Quantum、サイバーセキュリティのためのMorpheus、物理ベースの機械学習のためのModulus、大きく成長しているiPhoneのエコシステムを発表
  • ARMの買収は米国STCの規制当局が懸念を示しており、現在規制当局と協議中
  • EUの規制当局は競走制限に関する審査の第1段階で措置を講じることを断念、英国では、国家安全保障上の問題を指摘されている
たごさくP
たごさくP

ARMの買収の件にも触れましたね。まだ前進しているイメージはないですが、NVIDIAはARM買収の実現に対して自信があるようです。ARMを取ったら、天下を取れちゃうんじゃないでしょうか。

まとめ

半導体メーカーから『Computing Platform Company』 に変貌を遂げたNVIDIA($NVDA)の2022第3四半期の決算速報&企業概要を記事にしました。NVIDIAはNEXT GAFAMとして、Facebook(現在のMeta)に時価総額差し迫る時価総額の大きい会社です。個人的には時価総額No.1もあり得ると思っています。現在ダブルバガーなので、トリプル、テンと駆け上がって行って欲しいです!

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