総資産1億円以上を目指す30代サラリーマン投資家の雑記になります。毎週リアルな投資実績（酸いも甘いも嚙み分ける）も公開していますので、個別株投資家の一例としてご参考になれば幸いです。
現在、投資歴5年目（2020年投資スタート）で元本約1,800万円を運用しています。15年で1億円を目指していて、現在は投資評価額約3,000万円です。
投資の世界は、誰もが一攫千金を夢見る場所です。しかし、実際に個人投資家としての道を歩んでみると、思うようにいかないことが多いものです。短期売買や長期投資、それぞれの魅力と難しさを経験する中で感じた「本音」を今回は共有しながら、私が学んだ教訓や現実をお伝えします。
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短期売買は難しい―投資のスピード感とリスク
「短期売買で儲けたい」と誰もが一度は思うものです。実際、短期間で大きな利益を得られる可能性があるからこそ、多くの投資家が魅力を感じます。しかし、私の経験から言うと、短期売買は非常に難しい。相場の動きは予測不可能で、少しの変動が大きな損失に繋がることもあります。日々変わる市場の流れに常に対応しなければならず、ストレスが溜まることも多いです。結局、精神的にも体力的にも負担が大きく、短期で勝ち続けるのはプロでも至難の業です。素人の私がそんなことができるわけもなく、ただの運ゲーとなってしまいます。
長期視点でも「当たる」のは難しい―NVIDIA以外の銘柄は？
長期投資は、短期的な市場のノイズに惑わされず、企業の成長を信じて待つ方法です。しかし、これも実際には「当たる」銘柄を見つけるのが難しい。私自身、数々の銘柄に投資してきましたが、成功と言えるのは今のところNVIDIAだけです。月次の投資実績に個別銘柄の成績を載せているのですが、資産が膨らんでいるのはNVIDIAのおかげで、その他の個別株はむしろほとんどが足をひっぱているという😭。長期的なビジョンで企業の成長を見越しても、必ずしも期待通りにはいかないのが現実です。これは、マーケットの複雑さと、企業の成功を予測する難しさを痛感させられる経験です。
「ブームで買うと痛い目に遭う」―盛り上がり時の投資の罠
「この銘柄が熱い！」と市場が盛り上がると、つい飛びついてしまいがちです。しかし、私の経験では、こういったタイミングで購入すると、必ずと言っていいほどその後に株価が下がり、痛い目に遭います。多くの人が買いに走ると、その時点で価格が高騰しすぎており、結局売り圧力が増して下落するのが常です。これこそが、投資における典型的な「逆張り」的な教訓であり、個人投資家として学ばなければならない現実です。
具体例を出すとキリがないですが、直近だと$SMCI、$MU、日本マイクロニクスで痛い目を見ています。昔の銘柄でもブームに乗っかった結果、多くの銘柄で-50%以上の損失を出して損切りしています（ワースト5位は以下に記載しました）。
| 銘柄 | 損益率 |
| ASTR | -99% |
| NIO | -90% |
| SE | -81% |
| AFRM | -79% |
| NNDM | -79% |
「恐怖感がある時こそチャンス」―逆張りの成功法則
一方で、市場が大きく下がり、誰もが恐怖を感じている時こそがチャンスです。株価が急落している時は、不安に駆られやすいものですが、そこで勇気を持って買うことが、意外と良い結果に繋がることが多いです。相場が一時的に過剰反応しているだけの場合も多く、冷静に状況を見極めれば、将来的に大きく回復する可能性のある株を安値で手に入れられるかもしれません。個人投資家にとって、ピンチはチャンスなのです。
具体例でいうと、私の場合は巣篭もり需要が終了した時のNVDA、昨年末から売られまくったTSLAなどです。NVDAはゲームのグラフィックボード以外の可能性、TSLAはEV以外の自動運転やロボティクスの可能性にかけて、数字では見えない部分（未来）に投資をしているので買い増しをしました。
インデックス投資の安定性と個別株投資の夢―両輪で進める戦略
正直なところ、個別銘柄への投資は、精神的にかなり消耗します。価格の上下動に一喜一憂し、常に市場を追いかけるのは疲れるものです。だからこそ、インデックス投資を並行して行うことは、精神的な安定を保つために非常に効果的です。インデックスなら、長期的な市場全体の成長に賭けることができ、心配事も少なく済みます。今のところ非常に安定した成績を出してくれています。しかし、個別株投資には「夢」があります。大きく成長する企業に早期に投資し、莫大なリターンを得る可能性があるからこそ、やめられないのです。私はこの両輪で投資を続けています。安定したインデックス投資と、夢を追い求める個別株投資。これが私の投資スタイルです。
まとめ
個人投資家としての道は、決して簡単ではありません。短期売買も長期投資も、それぞれの難しさがあります。しかし、ピンチでこそ買いのチャンスがあり、インデックス投資の安定性と個別株の夢を追うことを両立させることで、私は今後も投資を続けていきたいと考えています。最終的には、自分に合ったスタイルを見つけることが、成功への鍵だと思います。
皆さんも、自分の投資スタイルを見直し、インデックス投資と個別株投資のバランスを考えてみてください。大きな夢を追いながらも、精神的な安定を保つ方法を見つけることで、投資の楽しさと成功を両立できるはずです。
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