総資産1億円以上を目指す30代サラリーマン投資家の2022年5月3週目(5/15~5/20)の投資実績を公開します。
先週に引き続き米国市場の動きが激しかったです。今回の米国相場の大きな下落はインフレに対する金融政策の影響だけではなく、小売企業の決算発表から景気後退の懸念によるものと推察されます。日本の投資家にとっては為替の影響もあり、ダメージは大きかったと思います。そのせいもあり、私のポートフォリオは過去最低の損益率を叩き出しました。
ここまで資産が減ると評価額に向き合いたくなくなりますが、グロース株、個別投資家の現状をお伝えすべく、今週も更新しております😭
さっそく、今週の投資実績をみていきましょう。
今週決算のあったSea Limitedの決算発表内容はこちらにまとめています。
今週の投資実績
資産の推移(2020/10/3~2022/5/21)
グラフを見て分かる通り、損益率が過去最低の-22%となりました😭。米国相場全体としての下落は続く上に、リスクオフ時に売られるハイテク銘柄はより悲惨なことに。。。もちろん、ハイテク、ハイグロ銘柄中心の私のポートフォリオは焼け野原です🔥。
私は長期的な視点で「テクノロジーは発展し続ける」という思いで、グロース株が厳しい中でもテクノロジー株に投資をしていく投資方針をとっています。これはテクノロジー銘柄の指数で代表的なQQQ(Nasdaq100)の推移から見ても長期的な視点に立てば右肩上がりなことがわかります。にしても今回の下げは大きいですけどね😭
ボラティリティ(上げ下げ)が大きいことを不安に感じる方は、『米国株or全世界の指数を愚直に積立投資することが最適解』だと思っています(青点線)。インデックス投資に興味がある方はこちらの記事をご参考ください。また副収入感覚であれば、高配当株への投資もオススメです(特にグロース株などのリスクが高い投資が苦手な人)。
先週比
今週 | 先週 | 前週比 | |
評価額[円] | 8,590,117 | 9,129,159 | -539,042 |
損益額[円] | -2,355,973 | -1,710,717 | -645,256 |
損益率 | -22% | -16% | -6% |
元本[円] | 10,749,116 | 10,749,116 | 0 |
まだ下がります😭。一時は1,400万近くあった資産がここまで減っています。投資おそろしやー。短期的に見るとこんなひどい状況ですが、長期で見れば大したことなかったと言える日が来るのを首を長くして待とうと思います!
今年の目標1,344万円到達できるかかなり心配していましたが、少し光が見えてきました。なぜ1,344万円かというと、15年で1億円を達成するための3年目における途中経過の金額になります。こちらにシミュレーション方法を記載しています。
今は耐えどき、、、今とは今年いっぱいで済めばいいんですが。
今週と来週のイベント
今週も乱高下した相場ですが、特に大きな下落は5/18でした。もちろんインフレに対する金融政策の影響もありますが、小売企業の決算が悪かったことから景気後退が懸念されたことによる下落と推察されます。厳しい状況が続きます😭。
【今週のイベント】
- 景気後退への懸念:WalmartとTargetの決算が悪かった👉市場反応❌
- 保有の個別銘柄決算:SE⭕️(超久しぶりにEPSクリア!) 👉市場反応⭕️
【来週のイベント】
- ウクライナ情勢
- 保有の個別銘柄決算
Sea Limitedの決算発表は以下になります。
ウクライナ情勢
5月5日にロシアは一方的に3日間停戦を発表しましたが、終戦に向けた本質的な議論はできていないと思われます。停戦協議の進展はなく、いまだロシアによるウクライナへの軍事侵攻は続いている現状は変わりません。
ロシアとウクライナの停戦交渉をめぐり、「NATO=北大西洋条約機構とは別の形の安全保障」など、15の項目を軸に協議が進められていると報じられています。
- ウクライナは自国の軍隊は保持する一方で、NATOなど軍事同盟には加盟せず外国軍の基地や兵器を国内に置かない
- 代わりにアメリカ、イギリス、トルコといった国々がウクライナの安全を保障する
金利
5/11に発表された米CPIは総合+8.3%、コア(生鮮食品除く)+6.2%と市場予想よりやや高い数字となりました。これを受けて高インフレによる利上げ&景気減速の懸念から米国市場は大きく下落しました。
5/4のFOMCでは、次回6月のFOMCでの利上げ幅に注目が集まりました。市場の予想では、あまりにも高いインフレーションに対して、利上げ幅は0.75%(過去に類を見ない)でしたが、パウエル議長は「今後数回の会合で0.5%の利上げが議論されるべきとの考えがFOMC内で広く共有」とありました。この発言を受け、米国市場は急騰。
5/2に米10年金利は一時3%を超えました。5/4のFOMCに注目が集まります。
4/13に発表された米CPIは総合+8.5%、コア(生鮮食品除く)+6.5%と市場予想通り非常に高い数字となりました。これは40年ぶりのとのことです。ただし、ピークアウトの兆しも見えています。
4/7に3月のFOMCの議事録が公開しました。内容はかなりタカ的なもので、5月以降のFOMCで0.5%以上の利上げを1回またはそれ以上実施、量的引き締め(QT)を月額$95Bで開始し始める可能性を示唆しています。これに伴い、米10年利回りは急激に上昇をしております(2.4→2.7)。
政策金利を決める上で重要な指標である米雇用統計とISM製造指数の発表が4/1にありました。米雇用統計では大方予想通りで雇用の順調な回復が見られましたが(経済にはプラス)、ISM製造指数は予想を下回り、インフレ圧力、サプライチェーン停滞の影響が続いています(経済にマイナス)。これらを受け、5月のFOMCではどの程度利上げされるのかに注目が集まります。
3月のFOMCでは、2022年中に0・25%の利上げ幅で7回分進める見通しを示しましたが、米連邦準備理事会(FRB)のボードメンバーが次回以降のFOMCで0.5%の大幅利上げの実施を示唆しています。これにより、急激な利上げを織り込み金利全体が上昇し、景気が過度に冷え込むとの予想から年限の短い金利が長期金利を上回る「逆イールド」が随所で出現しています。
逆イールドとは、短期金利が長期金利の水準を上回る状態(長短金利の逆転現象)を指します。一般的に、過度な金融不安や過激な政策変動により短期金利が急騰したことで生じるために、その発生後は景気後退が訪れるケースや株価が調整に転じるシグナルとされています。米国の国債市場で2年債国債利回りが、10年債国債の利回りを上回る長短金利の逆転が起きることが代表的な事例となっています。
円安
5月3週目は円高に触れており、現在127円台です。一番円安となったときは131円を突破しましたが、ここからどうなるのでしょうか。
- 日米の金融政策の差(米国は利上げや金融引締、日本は金融緩和と真逆)
- 地政学リスクによるエネルギー資源が少ない、核保有国でない日本に対しての信頼度の低下(憶測)
なんにせよ、米国株をメインで保有している私にとってはこの円安は資産の増加につながって嬉しいのですが、現在の日本円をドルに転換がしにくくて困っています😅。
売買銘柄
今週の売買はなしです。
私は長期と短期の講座を分けて投資をおこなっています。絶対その方が良いと思うので、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
現在のポートフォリオの構成とパフォーマンス
メインの長期・グロース枠がマイナス突入しているので、私のポートフォリオはほぼ壊滅状態です😭。これをチャンスととらえ、優良銘柄に投資を続けていきます。
長期・グロース株、短期・トレンド枠などの各枠の狙いや役割については下の記事にまとめています。
まとめ
総資産1億円以上を目指す30代サラリーマン投資家の2022年5月3週目(5/15~5/20)の投資実績を公開しました。
ここまで資産が減ると評価額に向き合いたくなくなりますが、グロース株、個別投資家の現状をお伝えすべく、今週も更新しております😭。ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。
私は妻が専業主婦になっても余裕をもって暮らしていけるよう資産形成をしています。専業主婦になるための条件が気になる方は以下の記事も読んでみてください。
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